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第4問
メインバンク制は崩壊したのですか?

第3問で述べたような「メインバンク制」は90年代以降、次第に姿を消しつつあると言われています。
「長いつきあいだから・・・」
「抜本的なリストラはもう少し様子をみてから・・・」
「自分が支店長の間は厄介ごとは避けたい・・・」
そんな企業と銀行の凭れ合いは不良債権問題をもたらし、日本経済は破滅寸前とささやかれるところまで行きました。
その反省のもと、ほとんどすべての金融機関が審査体制の見直し、一企業への過剰融資の回避、債権回収部門の強化を行っています。
それではこれからの時代、業績が悪くなればメインバンクといえども直ちに融資打ち切りに動く時代になるのでしょうか?
一概にそうとも言えません。
やはりメガバンクと地方銀行、信用金庫では温度差があります。
日本全国に展開するメガバンクと異なり、地元の企業だけがお客さんである地銀、信金はドライになりきれない場合もあるのです。
自行がメインバンクではなく準メイン、あるいはそれ以下の場合であっても追加支援の融資を行う例もあります(もちろん期待しすぎるのは禁物ですが)。
会社が大きくなり、複数の金融機関から融資を受けるようになれば、私はできるだけ業態の違う金融機関を選びなさいとアドバイスします。
つまり三菱・みずほ・三井住友の3行から融資を受けるのではなく、メガバンク・地銀・信金・政府系金融機関それぞれと取引しなさいということです。
オーソドックスな方法ですが、それがメインバンク制崩壊後の企業の自衛策の基本と言ってよいでしょう。 |
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