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やさしい法人融資



手形割引の教室



第7問





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銀行出身税理士の「やさしい法人融資」
〜手形割引の教室〜

第7問
割引の料金はいつ引落しされるのですか?


第5問と第6問で説明した割引料・取立料の引落しは
A 同時引落し(入金と同時に引落し、または差引いて入金)
B 後日引落し(入金後数日してからの引落し)
の2つのパターンがあります。
金融機関のシステムはそのどちらにも対応できますが、ほとんどの場合は後日引落しです。

というのも、単純に元金×利率で計算できる通常の融資利息とは異なり、割引料・取立料を計算するためには手形1枚ごとに額面金額、手形期日、支払場所などを入力する必要があります。
リストラで人が減った現場の支店ではできればやりたくない仕事です。
(大きな会社なら1度に何十枚、何百枚の手形を割引しますからね。)

通常、銀行では各支店から事務センターと呼ばれる所へ手形を集め、そこで一括して割引料・取立料の計算を行い、各支店のコンピューターへ引落しを指示します。
そのために引落しは数日後になる訳です。

したがって割引でお金を入金してもらっても、全額を引出して口座残高を0にしてしまってはいけません。割引料・取立料に相当するぐらいの金額は残しておかなければならないのです。

たまにうっかりして会社がお金を全額引出してしまい、割引料等が引落し不能になることがあります。
何度かこれをやってしまうと銀行は警戒して、その会社の割引については同時引落しで行うようになります。
それくらいで済めばいいですが最悪の場合、割引自体を断られることになってしまいますので十分注意しましょう。

また、経理の関係でその日に割引料等の金額を知りたいなど、希望する会社には同時引落しで対応してくれる金融機関もあるようです。
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