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第14問
融通手形とは何ですか?A

融通手形はなぜ忌み嫌われるのでしょうか?
前問ではB社がA社を援助しているような例を挙げました。
しかし実際には融通手形はお互いに資金繰りが厳しい会社同士で発行しあうケースが多いのです。
(そのような融通手形を特に「書合手形」「馴合手形」と呼ぶこともあります。)
そしてどちらかが資金繰りに行き詰まり、もう一方も連鎖倒産するという結末を迎えることになります。
A社とB社がお互いに融通手形を振出し、それぞれ取引金融機関で割引してそのお金を支払いに充てる。
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翌月末、A社が見込んでいた入金が遅れることになった。その結果、B社が割引していたA社の手形はA社の資金不足により不渡りとなる。(A社事実上倒産)
↓
A社の手形が不渡りになったため、B社の取引金融機関はB社に対してA社手形の買戻し(第2問参照)を要求する。B社は自社振出手形の決済とA社手形の買戻しという両方の資金を用意しなければならないが、B社にそんな資金が用意できるわけもない。(B社事実上倒産)
いかかですか?
融通手形が非常に危険性の高いものであり、金融機関にとっても貸倒れになる可能性が大きいということがおわかりいただけたと思います。
みなさんも日常のお取引のなかで以下の点に気をつけてください。
・手形を裏書で受け取るときは融通手形ではないか注意する。
・融通手形の振出を頼まれても絶対に断る。
では融通手形を見分ける方法はあるのでしょうか?
次問で見ていきましょう。 |
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