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やさしい法人融資



手形割引の教室



第16問





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銀行出身税理士の「やさしい法人融資」
〜手形割引の教室〜

第16問
形式不備とは何ですか?@


この教室は「手形割引」についての教室ですから、「手形」そのものについての解説は他に譲りたいと思います。
しかし銀行に持ち込まれる手形の中には、手形についての事務的なミスから割引を断られるものも少なくありません。
このようなミスを 形式不備 と言います。
私の新入行員時代も、この形式不備手形が混ざっていないかチェックすることが主な業務の一つでした。

資金繰りが厳しい時に、当てにしていた手形割引が形式不備というつまらない理由で断られたら大変です。
得意先へ形式不備手形を返却し、正しい手形を再発行してもらうためには数日かかることもあるでしょう。

本問以降で代表的な形式不備について解説しますので、手形をもらうときには最低限これらの項目をチェックしてください。
また、御社が手形を発行される場合もこのようなミスがないようご注意願います。

形式不備その1 金額欄をアラビア数字で手書き 金額欄の訂正

金額は手形にとって最も重要な項目ですからいろいろと厳しいルールがあります。
金額はチェックライターという機械を使って印字するのが普通ですが、手書きも認められています。ただしその場合はアラビア数字(1、2、3・・・)は認められず、漢字で記入しなければなりません。しかも一、二、三、十・・・ではなく、壱、弐、参、拾・・・というように書かなければならないのです。
頭には「金」、おしりには「円也」と記します。

また手形に書き間違いがあった場合、原則として二重線で消して押印し、横に正しく書けばよいのですが、金額欄については訂正は認められず、新しい手形用紙に書き直す必要があります。
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