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第1問
債務超過とは何ですか?

新聞や雑誌では債務超過について
「資本の部がマイナスの状態」
「資産をすべて処分しても負債のすべてを返せない状態」
と書いています。
その通りなのですが簿記の知識を持たない方には何となくイメージしにくいですね。
もっとかんたんな説明をすることにしましょう。
会社を作るときには、株主(または起業家)が資本金と呼ばれる元手を出して作ることはご存知ですね。
債務超過とは
「毎年の赤字と黒字を累計して、その赤字が資本金より多くなった状態」
と言うことができます。
例を挙げましょう。
Aさんは1000万円の資本金を出してB社を設立しました。
B社の第1期目から第4期目までの業績は以下の通りです。
第1期目 600万円の赤字 (累計600万円の赤字)
第2期目 300万円の赤字 (累計900万円の赤字)
第3期目 200万円の黒字 (累計700万円の赤字)
第4期目 500万円の赤字 (累計1200万円の赤字)
第4期目を終わった時点でB社の赤字累計額は1200万円、資本金である1000万円よりも多くなっていますね。
このような状態を債務超過と言うのです。
上の例では
「200万円の債務超過になっている」
「債務超過幅は200万円だ」
こんなふうに言うこともできます。
ところで毎年の赤字と黒字の累計額について、それが赤字の場合には繰越損失、黒字の場合には繰越利益といいます。
債務超過とは言い換えると
「繰越損失が資本金よりも多くなった状態」 です。 |
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