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第6問
どのようなものが担保になりますか?(預金担保)

担保のなかでも少し変り種が預金担保、略して「よたん」です。
これは文字通り、法人名義や代表者個人名義の定期預金などを担保にして融資をするもので、このような貸し付けを預担貸し(よたんがし)といいます。
皆さんは銀行で総合口座通帳を作ったことがありますか?
普通預金通帳のうしろに定期預金のページがセットされていて、そこに定期預金を預けておけば、普通預金に残高がなくても定期預金金額の90%まで引き出し(=借り入れ)ができるものです。
イメージとしては、よたんがしは総合口座の法人版と言えるでしょう。
(法人は規約上、総合口座そのものは作ることができません。)
以下は余談になりますが・・・
預担貸しは銀行員にとって激しく好悪の分かれる制度です。
銀行員のなかには法人向けの預担貸しを邪道として嫌う人がいます。
確かによく考えてみれば、定期預金があるならわざわざそれを担保にしてお金を借りなくても、その定期預金を解約して使ってしまえばいいわけです。
ところが銀行側からしてみれば定期預金を解約して使われてしまえば預金も貸出もゼロ、いっぽう預担貸しにすれば預金も貸出も残高がある、すなわち業績が稼げることになります。
会社が定期預金を解約しようとしたら、銀行の営業担当者が頼み込んで預担貸しを利用してもらうことも多いのです。
ノルマに追いまくられる営業担当者の立場からすればやむを得ないことでしょうが・・・
さらに余談ですが、預担貸しは、特に筆者の勤務していた銀行ではそうだったのですが、特殊な貸し付けであることから取引に際して顧客からもらわなければならない書類がかなり多く、その保管方法も厳格で、そのうえ定期的に保管状況をチェックする必要があり、融資課員にとっては非常に手間のかかるものでした。
上司と二人で深夜までチェック作業(これがまた気の滅入るような作業なのです)に追われたことを思い出します。
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